サンルームを猫の部屋にできますか?ご注意点はありますができます!

こんにちは、コウケンネットの池本です。

サンルームの使い方は様々ですが「サンルームを猫の部屋にしたいですができますか?」というご質問をいただくことがあります。

猫ちゃんに限らずペット全般でよくいただくご質問ですが、特に猫ちゃんは小さな隙間から脱出することがあるので、サンルームで遊ばせるのはおすすめです。

でも注意しないといけない点もありますので、説明していきますね。

目次

厳密にはサンルームというジャンルではない

ここでは便宜上サンルームという言葉を使いますが、厳密には「後付けできるサンルーム」はほぼないと思います。

現在では「テラス囲い」や「ガーデンルーム(ガーデンラウンジ)」というジャンルになります。

何が違うのかというと、気密性です。
サンルームは住宅の居室と同じレベルの気密性がありますが、テラス囲いやガーデンルームはサンルームよりも気密性は劣ります。

台風などの強風を伴うような大雨の場合は、雨水が囲い内に侵入してしまう可能性はあります。
ただ商品もどんどん改良されているのですぐに雨が入ってくるかと言えばそんなことはありません。

コストパフォーマンスが高いのがテラス囲いのサニージュという商品。
サイズも豊富でたくさんのユニットから選べますし、オプションも充実しています。

ガーデンルームはデザイン性が高くて、高級感がある商品ばかりです。
お店に負けないガーデンライフを楽しむことが出来ます。

猫ちゃんがメインで使うサンルーム系商品で人気なのはテラス囲いのサニージュです!

ここからはサニージュを想定した具体的な解説をしていきます。

夏の日中は暑すぎる

サンルームのデメリットの一つに、夏の直射日光を浴び続けるとサンルームの中はかなり暑くなります。
サウナ状態と言っても良いくらいです。

サンルームの設置場所が直射日光が当たりづらい場所なら、そこまで温度は上がりません。(それでも外と同じくらいの暑さになるので暑いですが・・・)

逆に冬場は直射日光が当たると暖かいです。

猫ちゃんの部屋として活用したい場合は、直射日光を少しでも和らげるオプションを選んであげた方が良いですね。

  • 屋根材を熱線吸収タイプにする
  • 内部日除けを取り付ける
  • カーテンレールを取り付ける
  • スタイルシェードを取りつける

すべてをやる必要はないですが、直射日光対策をしてあげてください!

冬の日が当たらない時間は寒すぎる

先ほどは直射日光が当たれば夏は暑くて冬は暖かいという説明をしましたが、直射日光が当たらない場所のサンルームは、冬場非常に寒いです。。。

サンルームは基本的に暖かいもの!と考えること多いですが、設置場所によっては冬場は寒くなるので注意が必要です。

この寒さ対策はサンルームのオプション品ではどうすることもできず、室内のエアコンを効かせたり、暖かい毛布を置いておくなどのいわゆる普通の寒さ対策が必要になります。

床の種類にも注意する

サンルーム(今回の説明はテラス囲いのサニージュ)の床には大きく3種類あります。

  • 塩ビデッキ
  • フローリング
  • 人工木デッキ

の3種類。この3種類にそれぞれカラーが設定があります。

特徴としては

  • 塩ビデッキ:金額が一番安い。プラスチックなので人乗ると若干柔らかく感じる。猫ちゃんは問題なし。
  • フローリング:サンルーム用の熱に強いフローリング。金額は中ぐらい。
  • 人工木デッキ:一番しっかりした床材。人工木ながら木粉を使用しているので木の感じも少しある。

です。

ユニットはルーバーがおすすめ

サニージュの正面と両側面は基本的にはガラスで囲われていますが、サッシの種類(ユニット)は選択できます。

人間が外へ出入りする場合、窓を開けたりする場合は「テラス」や「ドア」が使いやすいくて金額も安い方ですが、猫ちゃんには外に出てほしくないケースが多いと思います。

ルーバー窓や採風ドアなら猫ちゃんが外に出れないくらいの隙間で、窓を開けることが出来ます。

出入りできるユニットはオプションで網戸の設定はありますが、網戸くらいなら猫ちゃんは自分で開ける可能性もありますからね・・・

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

リクシルのエクステリア商品の専門家。
約20年、外構エクステリア業界に携わっています。
日本全国のお客様と60,000件以上関わらせてもらいました。
使い勝手が良く、コストを下げる提案が得意です。

コメント

コメントする

目次