オーニングのキャンバスの出し入れについて
更新
概要(00:00~)
こんにちは、コウケンネットの池本です。今日は、リクシルのオーニングのキャンバスの出し入れについて、どのような方法があるのか解説していきます。まず概要なんですけど、リクシルのおしゃれな日よけのオーニングですね。オーニングというのはですね、キャンバスが付いてまして、この写真で言うとこのオレンジのラインの部分ですね。この日除けの部分、キャンバスと言うんですけど、このキャンバスの出し入れは手動とか電動のスイッチ式とか電動のリモコン式など、複数の出し入れの方法があります。あとはセンサーで自動的に動かすこともできます。
オーニング気になってるなぁという方でですね、手動とか電動で迷ってる方とか、あと電動の種類で迷っている方向けの動画です。結構細かいところまで解説していきますので、興味のある方は最後まで見ていてください。簡単な自己紹介なんですけど、ここに書いております。だいたい週に4回から5回、新しい動画を公開しています。応援してくれる方は、チャンネル登録もよろしくお願いします。
詳細(00:59~)
ではオーニングの開閉の仕方の詳細入っていきましょう。
手動(01:03~)
まず手動ですね。手動の場合は、このクランクハンドルというもので開閉していきます。オーニングの端っこにですね、このクランクハンドルの先を引っ掛けるところが付いてまして、これをくるくる回してですね、開閉していきます。これが基本ですね。手動が一番よく出てます。
このクランクハンドルの長さなんですけど、商品の定価に含まれているものは、この長さが1.5mのものです。これが標準です。それより短い1.0mにすると、定価が700円安くなったり、あとは長くする場合ですね、1.7mだと500円、2.25m長くする場合だと3,500円金額が上がります。これ商品定価ですからね。オーニングは約半額で販売できますので、半分が税抜金額で上がると思ってください。
電動(01:54~)
続きまして電動です。電動は大きく3つに分かれてまして、スイッチ式とリモコン式と電動手動併用式というこの3つですね。順番に見ていきますね。まずスイッチ式。こういう電気のスイッチのようなボックスをつけて開閉させます。これが屋内か屋外かも、中か外かですね、それも選ぶことができます。ただこの電動スイッチ式の場合は、100%電気工事が必要です。
エクステリアの取付工事と、今回の場合はオーニングですね。オーニングの取り付け工事と、電気工事っていうのは別なんですね。一人の施工士さんで一緒にできる場合もあるんですけど、電気工事は電気工事の資格がいりますので、ほとんどの場合はエクステリアの設置工事と電気工事というのは別になってきて、電気工事は電気工事で追加の費用がかかってきます。このスイッチ式の場合は、もう100%この電気工事というものは必要になりますね。
続きましてリモコン式です。これはもう絵見て分かってもらえる通り、リモコンのスイッチでオーニングを開閉させます。大体なんですけど、反応する範囲っていうのは約20m離れたところまでですね。住宅の構造によって、結構変化したりはします。だいたい目安として20mで、このリモコン式の場合は電気工事が必要ないケースも結構あります。外側にですね、普通に外部コンセントがあって、それをオーニングに接続することができる場合は、電気工事っていうのは必要ないケースはかなり多いですね。そういう意味でも、スイッチ式よりもリモコン式の方がよく出ています。
電動式の3つ目がこれですね、電動手動併用式。今まで紹介してきたスイッチ式とリモコン式っていうのは、手動では動かせないんですね。電動のみで操作します。でも電動だけだとちょっと不安だなぁという方にはですね、この併用式というものもあります。ただこの併用式の場合はスイッチだけですね。リモコンは選択することができないです。
センサー(03:51~)
続きましてセンサーですね。センサーというのは今紹介した3つのタイプのみですね。手動にはセンサー取り付けることはできないです。まず、風力・陽光センサー。まずこの一番左ですね。これが風力センサーの動きなんですけど。これはですね、風力も陽光センサーも両方ともついているセンサーのことです。そのうち、この一番左のものが風力センサーの動きなんですけど、センサーがですね、風を感じるんですけど風を感じた時に強くなれば、出ているオーニングのキャンバスを自動的に閉めてくれます。
陽光センサーですね。陽光センサーは太陽が昇った時には、自動的にキャンバスを出してくれます。曇ってきたりすると、これも自動的に閉じてくれます。また雲がなくなると、自動的にキャンバスを出してくれます。もちろんね、夜になれば自動的に閉まってくれます。こういう便利なセンサーです。続きまして振動センサー。これはですね、単純にキャンバスが風で揺れるとその揺れを感知して、キャンバスを閉めてくれます。
これがセンサーの2つなんですけど、ちょっと注意点ともう少し細かい話をしておきます。まず両方のセンサーを、同時に取り付けることはできないです。この風力・陽光センサーを付けて、振動センサーもつけたいということはできないです。どちらかになります。あとセンサーの感度っていうのは、調整することができます。
陽光センサーに関しては、オフにすることもできます。風力センサーと振動センサーはオフにはできないです。例えばですね、この上の最初に説明した風力・陽光センサーなんですけど、この風力・陽光センサーというのはセットになっているんですけど、その陽光センサーのみオフにすることはできます。
風力センサーも陽光センサーも、両方ともセンサーの感度を調整することが出来ます。こちらの振動センサーもそうですね。振動センサーも感度を、揺れの具合ですね、どれぐらい揺れたらオーニングを閉じるのかということを調整することはできます。風力センサーと振動センサーはオフにすることができないです。実質感度をかなり落としてしまえば、オフに近づけることはできるんですけど、そういった仕様になってます。
では風力・陽光センサーの注意点なんですけど、陽光センサーというのは太陽光が当たれば自動的に開きます。影になれば自動的に閉じてくれます。これが陽光センサーですね。風力センサーが働いてですね、風で自動的にキャンパスが閉まると、1回閉まってしまうと光が当たっていても自動的に開かないです。こっちは陽光センサーが一旦動かなくなります。1回閉じてしまうと、陽光センサーで開くのは翌日ですね。翌日にならないと、陽光センサーは作動しないです。その場合は、自分で操作してキャンバスを開くことになります。風でしまっていることを優先するということですね。
続きまして振動センサー。振動センサーも同じでですね、これも自動的に閉じるためのものです。1回閉じると自動的には開かないです。オーニングがそんなに風に強い商品ではないので、こういう仕様になっているんですね。
金額の比較(06:59~)
続きまして、金額も比較しておきましょう。定価の比較ですね。まず今回比較するサイズなんですけど、彩風ではC型というタイプですね。これが一番よく出ます。正面から見た間口が約2.7m、お家から離れていく方向、キャンバスが出る方向ですね。これが約1.5mで、キャンバスの素材はポリエステル。
このケースだと、まず手動だったら231,100円。電動のスイッチのタイプだと289,900円。電動のリモコンのタイプだと316,200円。電動スイッチと手動の併用だと344,800円と、こんな金額設定になってます。やっぱりこう見ると手動はお手軽ですね。
続きまして、振動センサーを付ける場合ですね。この場合は、先ほどの定価にこのプラス90,300円を追加すると、振動センサーを取り付けることができます。風力・陽光センサーですね。これを取り付けると、電動のリモコンの場合は192,000円アップ。電動スイッチ式と、あとは併用ですね、の場合は164,300円と、やっぱりセンサー高いですね。
この中で言うと、やっぱり振動センサーがいいですね、そこまで金額も上がらずに。この風力・陽光センサーというのがね、結構金額上がっちゃいますから、振動センサーというのはこれぐらいの定価ですからね。定価のアップで、オーニングにとっては一番怖い風の対策ができるので良いかなと思います。
まとめ(08:28~)
では、まとめやっていきましょう。オーニングのキャンバスの開閉の方式っていうのは、手動と電動があります。手動はクランクハンドルで回すんですけど、電動の場合はスイッチ式とかリモコン式とかスイッチと手動の併用ですね。あとは電動の場合は、センサーを取り付けることができます。センサーというのは風力・陽光センサー、振動センサー、この2つのセンサーがあります。
お気軽にオシャレなオーニングを取り付けたいということであれば、やはり手動が一番金額的にはお安いです。あとですね、電動製品ってちょっと故障が怖いんですけど、今まで販売した物件でこの電動が壊れたとか、動きが怪しいとか、そういったことっていうのは今のところ聞いたことはないですね。
この話をしていて、ちょっとひとつ思い出したことがあるので、ちょっと戻って解説しますね。この手動式なんですけど、このクランクハンドルでクルクル回すんですけど、オーニングのキャンバスを下から見たときにですね、このストップっていう文字が出てくるんですけど、ここでしっかり止めないと、これ以上前に出してしまうとオーニングを仕舞えなくなる可能性が高いんですね。
1回ほんとにこれを出し過ぎるとですね、もう仕舞えなくなって、もう1回工事の人を呼んで調整してもらわないといけなくなるので、そういった場合はお金がかかってしまいますので、必ずですね、このストップっていうところで止めてください。ちょっとそういう仕様になっているので、ここはご注意点です。
すいません、ちょっとまとめの途中で解説になっちゃったんですけど、この情報ですね、今ですね、2021年6月現在の情報なので、商品ですね、特にセンサーとかの仕様とかって変わる可能性がありますので、その都度ですね、メーカーとか販売店に確認しながら進めた方が良いと思います。ちょっとね、電動のものって動きが複雑なので、わかりにくかったかもしれないですけど、ただこれがだいたい一通り分かっていればもう説明するところはないかなというところです。
ここまで観ていただいて、ありがとうございました。ちょっとややこしかったかもしれないですけど、電動とかセンサーとかそういったものを検討されている方には、参考になったんじゃないかなと思います。今回の解説は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。それでは、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。