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プロが考える駐輪場の作り方

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自己紹介・概要(00:00~)

こんにちは、コウケンネットの池本です。今日は、マイホームに駐輪場を取り付けたい方は必見です。駐輪場に取り付ける商品を「サイクルポート」と言いますけど、今回はその解説していきますね。

まず概要です。自転車って、子どもからお年寄りまで乗りますので、持っているご家庭も結構多いんじゃないかと思います。雨や直射日光をさけた方が、長持ちするのは間違いないです。ですので、自転車置き場に屋根があった方がいいんですけれども、注意点もあるので詳しく解説していきます。特にサイクルポートって、失敗しやすいエクステリアかなと思います。ご検討されている方は、ぜひ最後まで見ていてください。

このエクステリア講座では、新築でエクステリア検討している方、実際に住んでみてエクステリアでもっと快適にしたい方、そういった方に気に入った商品を見つけてもらったり、設置後に失敗したなと思わないように情報発信をしています。商品の販売もしてるんですけど、自社に有利なことは言いません。あくまでも購入する目線で解説していきます。だいたい、週に4回~5回、新しい動画を公開しておりますので、応援してくれる方はチャンネル登録もよろしくお願いします。

詳細(01:08~)

では、駐輪場の詳細に入っていきましょう。

サイズ感(01:11~)

まず、サイクルポートの「サイズ感」を確認しておきます。サイクルポートのサイズは、横幅と長さ、高さですね。この3つによって決まってきます。まず横幅と長さですね。サイクルポートの下に止める自転車っていうのは、これだいたいですけど、長さが1.9m、このタイヤから前のタイヤから後ろのタイヤまでですね。

だいたい1.9mで、横幅ですね、ハンドルからハンドルまで、だいたい60㎝くらい。自転車によっても変わりますけど、だいたいこれくらいと思っておいてください。サイクルポートの最小サイズっていうのは、横幅が1.8mの、高さが2.2mからなんですけど、これ一回図面で見てみますね。これですね、最小サイズの図面で書いてみました。

図面

横幅が1.8m、長さですね、長さ2.2m、高さは1.9m。高さの説明はまた後でしますけど、だいたいこれが一番小さいサイクルポートのサイズです。特にこの横から見た時ですね。1.8mの屋根に対して、約1.9mぐらいの自転車が来ますので、その時点でですね、屋根からは少し出てますね。正面から見た図面だと、ちょっと余裕見てますけど、3台ですね。3台駐車するのがいいんじゃないかなと思います。それでも余裕があるかなと言えば、そんなに余裕はないので、長さに2.2mに対して、駐車できるのは3台ぐらい、無理したら4台を置けますけど、ちょっと乗り降り大変ですね。

続きまして、高さの説明です。サイクルポートの商品設定は、高さが1.9m、先ほどの図面は1.9mでしたね。1.9m、2.5m、2.8mの、この3パターンから選べます。例えば、2.5mの地面も書いてみたんですけど、こんな状態になるんですね。さっきの屋根サイズと同じで、高さを1.9mから2.5mに変えてます。

図面

これ、もうほぼ屋根の意味なくなっちゃいますよね。少しでも風があればですね、屋根の下に停めてあるこの自転車に雨降ってきますから。あと直射日光の対策というものも、これも真上から太陽がくることっていうのはあまりないので、横からくると思いますので、そういう意味ではこの屋根のサイズで、この高さで設置してしまうと、サイクルポートの意味をなさないということにもなりかねません。

「こんな不格好な状態にはならないよ」と思っていてもですね、実際街を見てみると、こういう状態で納まっているサイクルポート、結構見かけます。工事する方って規格品で納めることが多いので、例えばこの2.5mの柱が現場に入ってきたとすると、工事をする方はこのままの状態で組み上げてしまうこともあるんですね。

「1.9mだとちょっと低いかな」ということで、その上のサイズの2.5mを注文して、このままで建ち上がってしまったということも考えられます。何か障害物などがあって、上に逃げないといけなくて、この柱を使う場合とかは、これは仕方ない収まりかもしれませんけど、高さに関してはね、かなり重要な部分になってくると思います。1.9mが少し低いので、2mにしたいということであれば、この2.5mの柱をとって、現場で加工して、カットして、それで作ってしまうという流れになります。

サイクルポートの紹介(04:24~)

では「サイクルポートの紹介」していきますね。基本は、カーポートのミニバージョンです。サイクルポートという商品ジャンルがあるんですけど、商品名もね、カーポートのミニとかって付いてますので。今回紹介するのは、3つですね。「フーゴミニ」と「ネスカミニ」と「カーポートSC」のミニタイプ。

まず上のフーゴとネスカのミニから見ていきましょう。一般的によく見られるようなサイクルポートですね。本当にカーポートの小さいバージョンです。フーゴとネスカは、形は同じと思っていただいて大丈夫です。見た目は同じで、じゃあ違いはという所ですけど、耐風圧強度とサイズのバリエーションと金額ですね。この3つが違います。

フーゴ・ネスカ

まず、耐風圧強度はカーポートと同じで、F型ならフーゴが「基準風速V0=38m/s」、ネスカが「基準風速V0=36m/s」という強度です。ネスカの方が強度的には弱いんですけど、そんなに弱いという部類でもなくて、一般的に普及している商品です。最近ではね、フーゴと同等強度のものが多く出てきましたので、いずれはこちらがスタンダードになってくると思いますけど、まだネスカの方が市場では一番よく出てますね。

サイズのバリエーションの違いです。まずフーゴからですけど、この正面から見た長さですね。これが、2.2m、2.9m、3.6m、4.3m、5.0mの5パターンから選べます。横幅は、1.8mと2.1mの2パターンから選べます。このパターンをね、縦に連棟したり、横にM合掌にしたり、そういったこともできますけど、基本のサイズはこういうパターンです。

フーゴのサイズ

続きまして、ネスカですけど、正面から見た長さは2.2、2.9、5.0mの3パターン。横幅は、フーゴと同じで1.8mと2.1mの2パターン。なので、フーゴの方がこの長さが3.6と4.3の、この2つがあるということですね。

ネスカのサイズ

概算の金額も見ていきましょう。サイズなんですけど、この横幅ですね。横幅が2.1m。ちょっとさっき見たんですけど、1.8mってちっちゃかったですよね。なので、2.1mで見ますね。この長さは2.9m、高さは1.9m、この条件で概算金額を見ると、フーゴが「166,000円」、ネスカが「145,000円」。これは工事費込みの概算金額です。消費税も見てます。2万円ほど変わりますので、ちょっと金額差は大きいですね。

続いてのサイクルポート「カーポートSC ミニ」。こんな感じの商品ですけど、一気に高級感が増しましたね。カーポートSCという商品があるんですけど。この商品はですね、屋根がポリカーボネートというあの透明感のあるものではなくて、本体も屋根もすべてアルミで出来ている、唯一の商品なんですね。これカーポートも人気出てますけど、サイクルポートもこれにされたいというお客様、結構います。

カーポートSCミニ

サイズのバリエーションなんですが、正面から見たらこれはネスカと同じで、2.2、2.9、5mですね。この3パターンなんですけど、横幅は2.1mのみです。非常にね、かっこいいデザインで人気があるんですけど、その分金額も高いです。先ほど見たサイズと同じ条件ですね。横幅が2.1m、長さが2.9m、高さが1.9mで「30万円」です。ネスカとフーゴの約倍の金額ですね。

カーポートSCミニのサイズ

その他商品(07:45~)

サイクルポートの代わりになる、その他の商品を少し紹介しておきます。まず「テラス」からです。テラスには、壁に固定する壁付けタイプと、サイクルポートのように独立しているタイプの2つがありますけど。まず、この壁付きのタイプですが、こんな感じで柱を建てて、壁にもしっかり固定しているタイプですね。右の写真は2階のベランダに取り付けてますけど、今回はサイクルポートの代用ということなので、この左側の写真が重要ですね。

テラス屋根

こうやってお洗濯物干す場に使われるような商品なんですけど、もちろんね、サイクルポートの代わりにもなります。壁に固定するので、もう完全にここ雨止まりますから、雨の吹き込みが減るんですね。サイクルポートの場合って、どうしても左右・正面・後ろと、四方から雨が吹き込んでくる可能性もありますので、こういった感じでね、一面が外壁に覆われていると、そちらからの雨の吹き込みはないので、使いやすくなります。

金額なんですけど、スピーネという商品があります。これで先ほどの商品と近いサイズですね。間口を3.0m、今までは2.9mでしたけど、ちょっと2.9というサイズが無かったので3.0m、出幅を2.1mにすると「12万円」とサイクルポートより、ぐっとお安くできます。ただ、外壁に固定するという条件があります。

続きまして、テラスの独立タイプ。これはですね、サイクルポートとほぼ同じと思っていただいて大丈夫です。外壁にも固定せず、柱と屋根だけで強度を持っているようなものなので、特にここで紹介することは止めておきますね。

サイクルポートの代わりになる商品で、カーポートを考えてみますね。まず車の屋根の延長として、サイクルポートにすることもできます。例えば、1台用のカーポート+延長という商品があるんですけど、こんな感じですね。屋根を広々取って、奥に少し延長してるんです。

カーポート延長タイプ

柱を一本建てて、この延長部分というのは1.4mなんですね。例えばカーポートで5mあって、そこに1.4mを追加している、そこにバイクとか自転車を駐車すると、そういったこともできます。カーポートはね、奥行きが5m、5.4m、5.7mの3タイプがあって、それぞれに対して1.4mぐらい、延長することができます。

次が縦連棟ですね。こんな感じで、カーポートを単純に縦に2台繋げたものです。写真ではね、車2台停めてますけど、これ車一台にして、例えば奥の方をバイクとか自転車を停められる、広いスペースにしてしまおうとか、そういったこともできます。

カーポート縦連棟タイプ

あとは、2台用ワイドの延長タイプもあります。こんな感じでお車横に2台停めて、奥に先ほど言った1.4mの延長をしているものですね。ちょっと見えずらいですけど。バイク停まってますけど、こんな感じで奥に延長させることはできます。

カーポート2台用延長タイプ

次がですね、カーポートをサイクルポートとして使ってしまおうと。車+駐輪場とかではなくて、カーポートをすべてサイクルポートとして使ってみようと。単純な1台用ですね。これの金額を見てみると、カーポートの方、これだと横幅が2.4m、長さが5mのものが「17万円」。

サイクルポートのこのミニサイズの方ですね。長さは合わせてますけど、この横幅は2.1mが一番大きなものなので、カーポートよりは小さくなるんですけど、実際のこの概算金額っていうのはほぼほぼ同じなんですね。なんでサイクルポートの方が小さいのに、金額がカーポートと同じなんだということなんですけど。もちろんね、定価はサイクルポートの方が安いんです。ただその分全体的な値引きが、ちょっとしづらかったりする場合があるんですね。

これはね、各ショップさん、販売店さんによって結構考え方というか、立場が違うんですけど。例えば商品がすごく安く入るんですけど、工事代がちょっと高いショップさんとが、逆に商品が高いんだけど、工事を安くできる業者さんとか、そういった色んなパターンがあるのでこういったことが起こったりします。

これは…!(11:47~)

「これは!」と書いてますけど、ここがちょっと注意しないといけない所です。サイズによってはカーポートの方が安かった、これは圧倒的に安かったということなんですけど、ちょっとそういうケースがあるので。この図面書いてみたんですけど、これ両方ともサイクルポートと思ってください。

図面

上のこの「4,274」と書いてる図面は、約2.2mのサイクルポートを縦に連棟してます。下の「4,980」というのは、約5mのサイクルポートを単体で建ててます。こういう商品っていうのは連棟ができるので、上のように2.2mを2つ繋げていくこともできるんですけど、もちろんね、柱4本になってるじゃないですか。下のものは柱2本じゃないですか。

この金額見ていくんですけど、連棟した方の、上の方ですね。これの商品定価が「289,700円」。連棟していない下の方は「211,000円」。定価で約8万円くらい差があるんですね。しかも下の方が屋根が大きいと。ざっくり工事代込みの金額も計算してみたんですけど、これはね、下がコンクリートでコンクリートを割るハツリ工事と、それの残土の処分費ですね。こういうものを含めて計算すると、上の連棟した方は「約24万円」。下の連棟してない単体の方は「約168,000円」。

カーポートの概算も出してみましたけど、約168,000円なんですよ。こうなるとですね、この一番サイズが小さいものが一番金額が高くなってしまっていると、こんな状況になったりします。この上のですね、4,274の連棟タイプですね。これを好意的に考えたら、柱の本数が増えているので強度が上がっているだろうとか、ちょうどこの4,300弱の屋根が欲しかったとか、そういったことに無理やり繋げることが出来るんですけど。

実際ですね、強度はメーカーから発表されているものは、上も下も変わりないですし、この4,300にしたいというのであればですね、この4,980の下のタイプをとって、屋根をカットすれば4,300にすることもできるので、私の感覚ではもうほぼほぼ上のメリットはないですね。でもね、これたまに見かけるんですよね、この納まりでサイクルポートが建っている所が。これはお客様が求めたのか、何か理由があったのか、分からないんですけど、完成した納まりを見るとですね、私はこの下のタイプの方でよかったんじゃないかなと思うことはあります。

まとめ(14:12~)

では、まとめやっていきましょう。まずですね、サイクルポートは高さを高くしすぎて、雨の吹き込みがすごいということが結構あります。屋根も大きくないので、せっかくサイクルポートを付けたのに、高さもそんなに高くしてないのに、雨の吹き込みが結構あったりするので、屋根のサイズと高さっていうのは非常に重要だと思います。やっぱりね、屋根が大きい方がいいですよ。使いやすいです。

あとは金額が意外と高いというのがありましたね。カーポートを検討しても大丈夫です。もうサイクルポート自体をカーポートにするのか、あとはちょっと大きめのカーポートを建てて駐輪場も兼ねるのか、そういった選択肢もあります。あとテラスも説明しましたね。本当に金額を抑えたくて、外壁に固定するというものが良いのであれば、テラスはおすすめですね。

ちょっと長くなってしまいましたけど、今回はサイクルポートの解説をしてきました。無理にね、サイクルポートという商品にこだわるのではなくて、他にも代用できる商品もたくさんありますし、サイクルポートを取り付ける場合というのは、今回の動画で気をつけないといけない点は結構伝えられいたんじゃないかなと思います。

今回の解説は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。それではまた次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。

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