サニージュの工事が出来ないケース
更新
自己紹介(00:00~)
こんにちは、コウケンネットの池本です。今日は「テラス囲い サニージュのどうしても工事ができないケース」の解説をします。まず自己紹介なんですけれども、ここに書いておりますので、興味のある方は後で見ておいてください。だいたい週に4回~5回、新しい動画を公開しております。チャンネル登録して、新しい動画をチェックしてみてください。
概要(00:23~)
今日は、リクシルのテラス囲い「サニージュ」で、どうしても工事ができないケースというのを解説していきます。まずですね、テラス囲いの解説動画というものをすでに撮っておりまして。全体像が分かるこの動画、次にオプションだけを解説しているこの動画、あと工事の時にどうしても必要な部材が追加されてしまって金額が上がるケースというのを解説しております。この3つの動画は、この動画の概要欄にリンクつけておきますので、また見ておいてください。
サニージュはですね、工事を助ける部材というのはあるんですけれども、それでも対応できないということがあります。先ほど紹介した3つ目の動画で、色々この工事に役立つオプションというものを紹介しているんですけれども、これらを使っても対応できないことがあります。どうしても工事ができないというケースを解説しますね
詳細(01:21~)
詳細です。
外壁(01:24~)
まず「外壁」の問題です。まず外壁がですね、「鎧張り」というものがたまにあったりします。ちょっと下手くそな絵で申し訳ないんですけど、左側が屋根があって、外壁があって、基礎があって、地面があるような、横から見た絵ですね。この右側が鎧張りというものなんですけど。この外壁がですね、戦国時代の鎧のようにですね、斜めになって連なっているようなものを鎧張り(よろいばり)と言います。
こういう外壁の時はですね、サニージュが取り付けすることができないです。サニージュだけではなくて、一般的なテラスとか、あと日よけのオーニングとか、そういう外壁に固定するものが全般的に工事ができないですね。ある程度、垂直でなかったり、あとは凸凹が大きいと、ちょっとサニージュの取り付けはすることができないケースが多いです。多少ね、垂直でなかったとしても、それはオプションの部材で対応することができたりしますけど、ちょっと凸凹が大きいと対応できないというケースはありますね。
続きまして、外壁が「タイル」の場合。これ取り付けできないことはないんですけど、どうしてもビスを打ち込みますので、タイルが割れたり、ヒビが入ったりすることがあるんですね。ですので、安全を見てちょっと工事をすることができないという判断になるケースも結構あります。
続きまして「ALC」の外壁。ALCというのは、軽量気泡コンクリートというものなんですけど、断熱性能とかは非常に優れているものなんですけど、ビスを打つとこの外壁にはビスが効かないんですね。打ち込むことはできるんですけど、やっぱり気泡が中にたくさんありますので、ビスが固定できないということで、もうこのALC外壁には、テラス囲いは取り付けをすることはしないようにしてます。一般的には、パワーボードとか言われることもありますね。
続きまして「保証」です。これ外壁の問題というよりかは、ハウスメーカーさんが外壁とかに保証を付けているケースが結構あると思うんですけれども、外壁にビスを打ち込んでしまうと、その保証が外れてしまうというケースですね。保証が外れても良いということであればですね、工事はすることできるんですけれども、どうしても外壁にビスを打ちたくないということでしたら、工事することはできないです。
垂木掛けを固定するスペースがない(03:49~)
続きまして「垂木掛けを固定するスペースがない」ということなんですけれども。まずこの垂木掛けいう言葉なんですが、これも図面書いてみましたけど。
まず垂木掛けというのはですね、このサニージュの一番上の屋根を、住宅の外壁に固定する部分、これを垂木掛けと言います。この赤いところが住宅と思ってください。まずですね、この住宅の出入りできるサッシですね。掃き出し窓ですね。この下にサニージュの床を合わせます。これが基本の形です。ここを合わせると、この垂木掛けの高さというのは、もう自動的に決まってくるんですね。
今回の場合は、住宅のサッシの上にシャッターボックスがあって、シャッターボックスのすぐ上にベランダが来ているケースですね。この場合は、シャッターボックスとベランダの間がほとんどなくて、この垂木掛けを取り付けるスペースがないんですね。このケースはサニージュを取り付けることができません。サニージュ自体の高さを少し上げることもできるんですけども、上げても垂木掛けを取り付けるスペースがない場合があります。
障害物が多い(05:00~)
続きまして「障害物が多い」ケース。これは、一般的なサニージュの図面を、平面と立面と両方とも示しているんですけど。特に、この平面図ですね、上から見た図。
サニージュはこのように取り付けますので、この横の部分とかさっき言った垂木掛けの所とか、こういう所にですね。障害物があると、もうサニージュを固定することができないので、移動できる障害物でしたら、移動していただくようにするんですけれども。それが、ちょっと移動できないということであればですね、ちょっとサニージュを取り付けすることができないという判断になってしまうこともあります。
サニージュのサイズを大きくしたり、小さくしたり、それで回避できるようであればですね。そういう風にすることもあるんですけど、サイズが大きくなったりとか、あと小さくする分には特注になったりするので、そこで金額が上がってしまうこともありますね。結構、囲い商品は設置に対して制限がありますね。
まとめ(05:56~)
では、まとめです。サニージュは、加工に対する部材というのは結構多いです。多い方なんですけど、それでも設置できないケースというのはあります。主に外壁の状態と、後は設置するスペースが問題になりますね。
現場調査をする前に、設置ご希望場所の写真を頂くようにしているんですけど、その写真を見て、これはもう明らかに工事ができないというケースも、20%以下ですけれども、それぐらいがありますね。どうしても写真だけでは判断できずに調査に行って、それでもやっぱり工事できないというケースもあります。
全体として、そこまで工事ができないというケースは多くないんですけれども、それでもやはり今回紹介したような外壁とか、スペースの問題で工事ができないという判断をするケースがありますので、ご理解いただきたいと思います。
今回の動画は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。では、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。