失敗しないサンルーム ~現場打ち合わせ編~
更新
概要(00:00~)
こんにちは、エクステリア講座の池本です。今日は、「失敗しないサンルーム 現場打ち合わせ編」ということで動画を撮っていきます。まず概要です。現場での持ち合わせ前までに、考えておいた方が良いシリーズです。特にサンルームは、人によって使い方が異なるので要注意の商品です。この動画を見ると、欲しい見積もりがスムーズに手に入ります。希望の納まりのできるできないが、すぐにわかります。複数のパターンから、選ぶことができます。ただね、今回の動画全てを決めなくても、全然大丈夫なので気楽に見ていてください。
サンルームの見積もりが手に入るまでの流れなんですけど、業者さんが現地にお伺いしてヒアリングしながら採寸をします。その情報を持ち帰って、図面や見積もりを作成します。ですので、現場調査の前にある程度の情報を渡しておくことも大切なんですけど、でも一番大切だなと思うのは、やっぱり現場での打ち合わせですね。
このエクステリア講座では、新築でエクステリアを検討している方、実際に住んでみてエクステリアでもっと快適にしたい方向けに、気に入った商品を見つけてもらったり、設置後に失敗しないように情報発信をしています。今回はサンルームの解説ですけど、カーポートやウッドデッキ、フェンスなどのエクステリア全般についての解説を行っています。興味のある方は、チャンネル登録して新しい動画を待っていてください。
詳細(01:23~)
それでは、失敗しないサンルームの現場打ち合わせ編の詳細に入っていきましょう。
サンルーム概要(01:28~)
まずはサンルームの概要、これはおさらいですね。これを解説してから、調査までに考えておくことを4つ準備してきました。では、まずサンルームの概要をさらっとやっていきましょう。まずサンルームの種類なんですけど、大きくテラス囲いとガーデンルームがあります。テラス囲いは、リクシルの商品ではサニージュという名前です。こんな商品ですね。これが一番よく売れてます。
次のガーデンルームなんですけど、全てではないですけど、ガーデンルームGF、ジーマ、ココマという商品があります。画像だけ確認しておきますね。まず、ガーデンルームGFから。この写真はね、下にウッドデッキもひいてますけど、正面を折れ戸にしたり、枠を木目にしたりと、いろいろなカスタマイズができます。
続きまして、ジーマ。これは、正面と両サイドがすべて折れ戸になっていて、全開にできる商品ですね。
最後が、ココマ。ココマもね、いっぱいいろんな種類があって、オプション品とか組み合わせとかが、たくさんできる商品です。
今回メインでお話しするのは、1番人気のサニージュですね。他の商品にも共通するところもありますので、サンルームの全般をお考えの方は、最後まで見ていってください。では、サニージュのスタイルを少し見ておきます。こんな感じで、一番左上の床納まり、真ん中上のの土間納まり、右側の造り付けバルコニー納まり、これは2階ですね。左下のアルミバルコニー納まり、こちらも2階です。真ん中下のハーフ囲い納まり、これは半分だけ囲われている商品ですね。右下のオープン納まり、もうこれはね、囲われてないのでテラス囲いと言って良いのかとかもわからないですけど、こういう納まりもあります。
圧倒的に多いのは、この左上の床納まりですね。これが一番多いです。今回の説明も、これがメインになります。テラス囲いの、サイズの呼び方だけ復習しておきましょう。正面から見た横幅のことを「間口」、お家から離れていく方向のことを「出幅」と言います。サンルームの大きさの表示で、よく間口とか出幅とか、こういったサイズが出てくるので、ここのサイズだよというところは覚えておいてください。
設置する目的(03:33~)
では簡単なおさらいが終わったところで、調査までに考えておくことの1つ目やっていきましょう。1つ目は、設置する目的です。これはね、すべてのエクステリアで共通するんですけど、サンルームでは特に大切な考え方です。例えばこのサイズ、さっき表示した間口と出幅ですね。
「このサイズでサンルームが欲しい」でも、それはそれで全然OKなんですけど、その裏には、例えば「たくさんの洗濯物を干したいから、このサイズがいい」とか「ペットの遊び場にしたい」とか「観葉植物を置きたい」とか「サンルームの中でたまに食事をしたい」とか、そういった目的がある中で、こういうサイズが良いということが出てきてると思います。
もちろんね、今の庭のサイズから、これくらいのサンルームが欲しいということもあるかもしれませんけど、今回は目的から考えていきます。この目的がはっきりしていると、サイズや正面とか側面のユニット、あとオプションで選択ミスをしなくなります。あとは、例えば「このオプションどうですか」とか「もう1サイズ大きくした方が使いやすいですよ」と、そういった提案をしてもらえることもあります。ただね、とにかく金額を上げるだけの提案をしてくる業者さんには、気を付けてください。
目隠しの具合(04:44~)
2つ目の考えておくことに行きましょう。目隠しの具合です。これは、見積もりをもらってからでも変更可能なんですけど、決めているようだったら、伝えておいてほしいですね。例えば、目隠しの方法としてガラスの種類。通常は5㎜の透明ガラスがほとんどなんですけど、型ガラスと言って、向こう側がシルエットになるような、そういったガラスもあります。それに変更することは可能です。
次は、側面のランマパネル。これはサンルームのCGなんですけど、この赤枠と青枠は先ほど紹介したガラスが入る部分ですね。ここを透明とか型ガラス、すりガラスのようなものに変えることはできます。側面のランマパネルというのは、この三角の部分ですね。この三角の部分は、通常は透明なんですけど、ここをクリアマットと言ってすりガラスのようなものに、変えることができます。
すりガラスのようなものと伝えてしまったんですけど、素材はポリカーボネートですので、ちょっとボヨンボヨンというか、割れるようなものではないです。上の屋根材と同じような材質ですね。例えば、青の部分を型ガラスにしておいて、この上の三角のランマ部分もクリアマットにしておくと、統一感も出ますし透明感はなくなります。
次は、カーテンレールで目隠しすることもできます。サンルームの中に、カーテンレールを取り付けることができます。正面と両側面とか、片側だけとか、正面だけとか、そういったこともできます。これはね、レールだけですのでカーテンはついていません。カーテンは、市販品を取り付けてもらうようになっています。
次の目隠しは、下側の目隠しパネル。こんな感じでね、下側だけ目隠しパネルに変えることができます。収納スペースなんかの荷物を置くような時に、この目隠しパネルを使うことがあります。
こんな感じでね、目隠しする方法はたくさんありますので、使用用途によって、どれが一番希望に合うのかを考えておいてください。
日差しのカット具合(06:41~)
考えておくことの3つ目に行きましょう。日差しのカット具合。特にね、サンルームを南面に取り付ける場合は、注意が必要です。このね、日差しをね、対策しない場合はサウナ状態にはなりますので、特に直射日光が当たり続けるような場所には、注意が必要です。対策としては、例えば屋根材を熱線吸収ポリカにするとか。屋根材というのはこの5種類あるんですけど、右の2つですね。右の2つが熱線をカットする屋根材です。
その他にも、内部日除けというオプションもあります。こんな感じで、サニージュの屋根の内側に日よけを取り付けることが出来ます。これは使わない時は、収納することができます。家側に収納します。フック棒で引っ張っていきますので、間単に開閉することができます。
サンルームの中が熱くなりすぎるので、その対策について別の動画も撮っております。これは、概要欄にURLを貼っておきます。
オプション(07:39~)
考えておくことの最後4つ目です。オプション。最初に紹介した、設置する目的からですね、必要なオプションって考えることができます。今までも、目隠しのためのカーテンレールとか、日差しカットのための内部日除けとか、そういったものを紹介してきました。
物干しについて注意点がありまして、例えばですね、目的が洗濯物干し場ではなくて、干せたらいいなぁと思うレベルの物干しを取り付けたいと。そういった時にはですね、この物干しが一番人気はあるんですけど、吊り下げ物干しと言います。サニージュの屋根の内側に固定して、物干し竿をかけることが出来るんですけど、これね、端っこに取り付けることができなくて、ちょっとね、物干し場がメインではない時には邪魔になることがあります。
高い位置に取り付けることができれば、出入りの邪魔になることはないかもしれませんけど、例えばね、サニージュの中でちょっと軽く食事をしたいなと思う時に、ずっとね、物干しがそこにあるようだったら、ちょっと雰囲気が出ませんからね。そういった時は、他の物干しを検討された方が良いと思います。
あとは、オプションの網戸。これはですね、換気とか暑さ軽減のためにもあった方がいいと思います。何らかの理由があってね、もう絶対網戸はつけないと、そういったことがあればね、それはそれで仕方ないと思うんですけど。特注サイズではない限り、そんなに金額も上がるものではないので、網戸を取り付けるようなユニットがある場合はおすすめします。サニージュのオプションに関しては、たくさんありますので、これも別の動画で撮っています。概要欄にURL貼っておきますね。
まとめ(09:14~)
それでは、まとめやっていきましょう。調査前までに考えておくことを、4つ解説してきました。1つ目は、設置する目的を明らかにしておきましょう。複数の使い方をする場合は、その優先順位も決めておいた方が良いですね。2つ目、サンルームをどれぐらい目隠しするか。オプションのカーテンとか、ガラスの種類とか、目隠しのパネルを使うとか、いろんな目隠しの方法がありますので、使用用途によって考えておいた方が良いと思います。
3つ目は、日差しをどれぐらいカットしたいかでした。屋根材を熱線吸収タイプにしたり、内部日除けのオプションをつけたり、他にもまだまだ方法はあります。4つ目は、オプション。この3番の日差しのカットと、4番のオプションに関しては、別の動画もありますので概要欄に貼っておきます。
サンルームの調査は、比較的時間がかかりやすいと思います。他のエクステリアと比べてね、情報量が多いので、伝えたいことを事前にまとめておいた方が、スムーズな調査が行えると思います。やっぱりね、情報量が多いと伝え忘れたりすることがありますので、今回の動画を参考にしてもらって、理想のサンルーム設置の役に立てていただきたいです。今回は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。それでは、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。